ありのままの姿を見せたら友達減りました、こんにちは、獣医系翻訳家のゆっきーです。
流行ってますね~、ディズニーアニメの最新作「アナと雪の女王」。
本屋から喫茶店まで、どこに行っても「ありの~♪」もしくは「Let it go♪」
私もニコニコ動画でしゃけみー氏の歌を聴いて以来ハマってます!
何が面白いかって、やっぱデズニーというべきか、
英語と日本語の歌詞を聴き比べるとものすごく勉強になります。
という訳で「ありのままの…」の翻訳の凄みについて見てみましよう!
ちなみに翻訳者は高橋知伽江さん!
さて、今回は歌の翻訳ですが、これは私が普段受注している医療系の翻訳とは
かなり勝手が違います。
そりゃそうです、医療系をはじめとする産業系の翻訳では、なるべく原文からかけ離れない範囲で、
訳出する言語における自然な表現を心がけて行います。
意訳しすぎて原文の意味が変わってしまってはコトですが、かといって直訳丸出しの文章では
クライアントが読みづらい。
そういうせめぎ合いの中で仕事を仕上げます。
しかし、歌の翻訳、しかも映画の劇中歌はもっと自由です。
元のセリフ(歌詞)からかけ離れても良いのです。
ダメなのはそのキャラクターの心・想いからかけ離れること。
つまり、ハートの意訳が必要となるのです!
おいおい、ならそのまま良い感じに意訳しちゃえば良いじゃねえか!
って思うかもしれませんが、そうはいきません。
なぜなら、言語が違うということは、根本的に何もかも違うからです。
英語でカッコ良いフレーズでも、日本語ではダッサダサかもしれない。
ある意味を伝えるのに使用する音節の数も違うし、日常的に使う言い回しも違う。
例えば「≦」。
日本語では「以上」の2文字だけど、英語では正確に言うと「more than or equal to」となる。長っげ~よ!
例えがわかりづらいかもしれませんが、なんとなくわかるでしょう?
歌詞に「以上」なんてでてくることは希かもしれませんが、もし出てきてそれを英訳する時に
「more than or equal to」なんて使っていたら早口過ぎてラップになってしまう!
その上ダサい!
さて、実際の「ありのままの」を見てみましょう。
結構跡形なく消え去った英語部分が多いですね。
というか、ほとんど書き換えていますね。
歌詞の載せるといろいろ問題がありそうなので避けますが、検索してみてください。
一目瞭然です。
ほぼリライトです。
A kingdom of isolationとか
Well, now they knowとか
That perfect girl is goneとかどこ行った!?って思うかもしれません。
ほとんど原型を留めていないけど、それってもはや創作なんじゃないの?
いいえ、翻訳です!
この翻訳者は「Let it go♪」の歌詞および映画全編からエルサの心情を読み取り、
類似した意味となるようなカッコ良い日本語のフレーズに置き換えたのです!
これぞハート意訳の真骨頂!
Let it go♪~解き放て!凍てつく吹雪よ!~(中二病)
じゃなくて良かった良かった(´∀`)
ちなみに高橋知伽江さんはただハート意訳しただけじゃなく、韻を踏ませたり、
映像の口の動きに合うように作詞されたそうです!
さすが!私の様な凡人には無理無理(笑)
映画本編もいよいよ発売!みんなで見よう!
英語版 勉強用に!Frozen!
DVDとかブルーレイっていうのは、いつも英語版の方が安いので重宝します!
特にディズニー英語は非常に聞き取りやすいため、英語の教材としてはもってこい!
流行ってますね~、ディズニーアニメの最新作「アナと雪の女王」。
本屋から喫茶店まで、どこに行っても「ありの~♪」もしくは「Let it go♪」
私もニコニコ動画でしゃけみー氏の歌を聴いて以来ハマってます!
何が面白いかって、やっぱデズニーというべきか、
英語と日本語の歌詞を聴き比べるとものすごく勉強になります。
という訳で「ありのままの…」の翻訳の凄みについて見てみましよう!
ちなみに翻訳者は高橋知伽江さん!
さて、今回は歌の翻訳ですが、これは私が普段受注している医療系の翻訳とは
かなり勝手が違います。
そりゃそうです、医療系をはじめとする産業系の翻訳では、なるべく原文からかけ離れない範囲で、
訳出する言語における自然な表現を心がけて行います。
意訳しすぎて原文の意味が変わってしまってはコトですが、かといって直訳丸出しの文章では
クライアントが読みづらい。
そういうせめぎ合いの中で仕事を仕上げます。
しかし、歌の翻訳、しかも映画の劇中歌はもっと自由です。
元のセリフ(歌詞)からかけ離れても良いのです。
ダメなのはそのキャラクターの心・想いからかけ離れること。
つまり、ハートの意訳が必要となるのです!
おいおい、ならそのまま良い感じに意訳しちゃえば良いじゃねえか!
って思うかもしれませんが、そうはいきません。
なぜなら、言語が違うということは、根本的に何もかも違うからです。
英語でカッコ良いフレーズでも、日本語ではダッサダサかもしれない。
ある意味を伝えるのに使用する音節の数も違うし、日常的に使う言い回しも違う。
例えば「≦」。
日本語では「以上」の2文字だけど、英語では正確に言うと「more than or equal to」となる。長っげ~よ!
例えがわかりづらいかもしれませんが、なんとなくわかるでしょう?
歌詞に「以上」なんてでてくることは希かもしれませんが、もし出てきてそれを英訳する時に
「more than or equal to」なんて使っていたら早口過ぎてラップになってしまう!
その上ダサい!
さて、実際の「ありのままの」を見てみましょう。
結構跡形なく消え去った英語部分が多いですね。
というか、ほとんど書き換えていますね。
歌詞の載せるといろいろ問題がありそうなので避けますが、検索してみてください。
一目瞭然です。
ほぼリライトです。
A kingdom of isolationとか
Well, now they knowとか
That perfect girl is goneとかどこ行った!?って思うかもしれません。
ほとんど原型を留めていないけど、それってもはや創作なんじゃないの?
いいえ、翻訳です!
この翻訳者は「Let it go♪」の歌詞および映画全編からエルサの心情を読み取り、
類似した意味となるようなカッコ良い日本語のフレーズに置き換えたのです!
これぞハート意訳の真骨頂!
Let it go♪~解き放て!凍てつく吹雪よ!~(中二病)
じゃなくて良かった良かった(´∀`)
ちなみに高橋知伽江さんはただハート意訳しただけじゃなく、韻を踏ませたり、
映像の口の動きに合うように作詞されたそうです!
さすが!私の様な凡人には無理無理(笑)
映画本編もいよいよ発売!みんなで見よう!
英語版 勉強用に!Frozen!
DVDとかブルーレイっていうのは、いつも英語版の方が安いので重宝します!
特にディズニー英語は非常に聞き取りやすいため、英語の教材としてはもってこい!
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